温度合組による有機酸の味覚官能表

有機酸の種類 10度〜12度 20度〜22度 35度〜37度 43度〜45度 50度〜55度
乳酸

1.1L

軽い渋みを観ずる

多いと刺激を

感じることも

酸味はさわやか

弱い塩味・渋みを

感じる

弱い甘み・後味が

爽快

突出感はなくなる

酸味がまとまる

旨味を強く感じる

渋みはわずか

味覚的にはまろやか

だが、嗅覚で酸味がうく

渋みは小さい

コハク酸

0.7g/L

柔らかな酸味

貝の味と少しの

苦味と塩味を感じる

柔らかな酸味

味に幅と余韻が

生まれる

ソフトな酸味の広がりと

旨味を感じる

苦味を少し

酸味に広がりができて

塩味・苦味

うま味を感じる

うま味と同時に苦味

酸味が生まれ

バランス崩れる

リンゴ酸

0.6g/L

さわやかで 爽快

スッキリした感じを

与える

さわやかではあるが

少し滲んだ感覚

渋みを感じる

うま味のある酸味

渋みが口中に感じる

スッキリ感が消え

刺激的な酸味と

渋みが残る

キレのない酸味

苦味・渋みを

感じさせる

上記3種の有機酸

の混合

スッキリとした酸味

りんごの酸

最後に苦味を少し

うまみが感じられるが

苦味・渋み等

雑味も キレは+

酸味のバランスが良く

うま味も生まれる

しっかりとした酸味で

塩味・うま味

渋みの調和が良い

酸味を強く感じ

塩味・うま味等の

調和が良いが重い

 

ワインはリンゴ酸。赤ワインは乳酸。

リンゴ酸は、冷やしておいしい、冷酸の仲間。

乳酸は、温めるとうま味を出す、温酸の仲間。

だからリンゴジュースは冷やして、ピザは温めて食べる。

従ってワインは、18度位、白ワインは5度位が美味。