個性の清酒 合組の基本三酒
お酒の お遊び1・2・3
日本料理が『世界遺産』に登録されました。
日本料理は 五味=禅の考え方が、根本にあります。
現在の五味は、甘・酸・塩・苦渋・旨味と考える方々が主流になっています。
ワインは、甘・酸・苦渋の三味を主体にできあがっています。
日本酒は、甘・酸・苦渋・旨味の四味を主体としています。
したがって、ワインは、五味のうち、足りない味、旨味(アミノ酸)と塩味をもとめ、
それを主成分とするチーズと特異的な相性を示します。
日本酒は、五味のうち足りないのは塩味です。
ですから、酒のあては、塩辛いものが多くなるのです。
- 米の旨み……
酒米のデンプン質を、麹がだすアミラーゼで、酵母が取り入れられるブドウ糖を多く含むように醸造された純米酒。アルコール分15度。日本酒度マイナス50。酸度2.0に設定しています。多麹造り。
- 酸の味……
有機酸の内、特に乳酸の割合が多くなるように醸造しました。アルコール分15度。酸度4.0(ワインと同じくらい)を設定して醸造しました。酒母掛け+純米酒で調整してあります。
- 古酒……
アルコール分15度。酸度1.8。日本酒度+2を設定しました。10年熟成。