ときの流れを味わう清酒
時の力で生まれる味・・・
蒸留酒が、時を重ねておいしくなるのは、
アルコールの分子が、水の分子を使って大きくなるから。
そのため、胃壁などから吸収されず、腸から主に吸収される。
従って、ユックリとした酔いとなる。
又、水の分子を持ち、アルコールの分解に、
肝臓から水の水分を取らないので、喉が乾かない。
見た目としては若干の粘りを感じる。
清酒は、醸造によっても分解されなかったタンパク質、
デンプン、糖質がより小さなアミノ酸や、
ブドウ糖になり、新しい旨味を造ると同時に、糖とアミノ酸が結合し、
ソトロンというカラメルに似た香り、甘み、苦味を造り、
チョコレートのような魅惑的な味と香りを造り出します。
見た目的には、深い褐色をした、とろみを持つ液体へと変わる。